参加へのお誘い
今年の7月ごろ、いつも会場として使用している公共施設の担当職員さんから「このイベントに参加しませんか?」とお誘いを受けた。
私たちはこの読書会をボランティア団体という認識はなかったのでちょっと意外に思った。
皆で参加について話しながら、いろいろ悩ましい思いと少し心配もあったが、最終的には「参加した方がいいかな〜、せっかくのお誘いなので」と参加することとした。
初めてのイベント参加
この読書会が始まってから13年になるが、ずっと読書を通して意見交換をするというスタイルで、上野千鶴子やフェミニズムに関心のある人たちにオープンな場をというのがコンセプトだが、WANの活動団体に登録している以外は、読書会としてイベントなどに参加することはなく、気がつくと外向けのイベント参加は初めてとなることに気づいた。
参加団体として活動をアピール?体験活動?
実は、展示参加だけと申し込んだもののどうしたものか考えてしまった。
”活動を紹介する展示をしたり体験してもらう”と言っても、参加者と一緒に人の出入りのある少しざわざわしそうな会場で皆で本を読んだりするのは難しいなあとか、読んでる本リストをパネルに貼るだけではどうなんだろう?などと皆で考えながらどうしたものか悩ましかった。
ジェンダー平等にはまだまだ遠い現状を共有する?
これまで国レベルでは、女性差別撤廃条約、男女雇用機会均等法、男女共同参画基本法とまだまだ課題はあってもある程度の法律や制度が整備されてきたことと現状とのギャップなどをデータを使って示すのはどうか?
また、身近な地域おいても男女共同参画条例の制定までのすんなりといったわけではないエピソードや厳しい歩み、基本計画、意識調査などを踏まえて、何がどう変わってきたのか、変わっていないのかなどを炙り出せればと考えた。しかしデータを読み解くのは難しい。
実際の展示内容について決定
1団体2枚のパネルという中で、最終的には、なんとか決まった。
一つのパネルには、読書会の紹介として、読書を通してメンバーがそれぞれ大切にしている言葉を一つずつ選び、印刷ではなく文字として書くことと、もう1枚のパネルには、主に内閣府等の調査報告などからいくつか気になるデータを選び示すこと。
スタンプラリー用に
もう一つ準備が必要だった。参加者に各ブースを回ってもらうためにスタンプラリーの企画がありその対応を考えなければならなかった。昨年の例では、当日は、福祉体験を子供たちに体験させたい子ども連れの家族が多かったということだった。こどもに上野千鶴子を読む会をどう紹介すればいいか?
話をしながら素敵なアイディアが出てきた。子どもたちも楽しめるような楽しい感じで「タロット占い風のカードでジェンダーに関するアンコンシャスバイアス体験するのはどうか?」となった。色々な自治体でアンコンシャスバイアスをチェックするシートは出ているが、もっと楽しいゲームのということでそのカードを作ってくれることになった。色々なアイディアが出てくる!すごい!せっかくだから楽しもう。
(参考)
https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/32/isikityousa.pdf
つくば市男女共同参画市民意識調査(2023)
内閣府男女共同参画局白書概要版(R7)
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