2021年、読書会も10年目を迎え、上野さんの講演会もあった年。
10年目に入った読書会
2012年に始まった月一回開催のこの読書会も細々と続いていて、気がつくと10年目に入っていた。「継続は力なり」という言葉が頭の上の方で聞こえてくるような気がすることがある。
上野さんの講演会(2021/1/ 16)「家族という名の呪縛」
今年の1月にコロナ禍でオンライン開催になったが、この地で再び、上野千鶴子氏の講演会があった。元々、2012年の上野さんの講演会をきっかけに,この読書会は始まったので感慨深い。
そして今回の講演会後もこの読書会に新たに加わったメンバーもいて、すごく嬉しかった。この会が続いていてよかった!と思う。
「家父長制と資本制」を読み始めすでに1年
2020年2月から今も「家父長制と資本制」を読んでいる。コロナ禍でのお休みも少しあったもののもう1年以上、この本を読んでいることになる。やっと先週、第7章まで皆で読み進めた。音読で皆で読むことで
キリのいいところまで順番に音読し、読み終えたところを皆で考察する(と言うと少し大袈裟だろうか?)というような進め方で読んでいる。さらっと読める本ではなく、よく立ち止まりながら、みんなと一緒だから私は諦めずに読み飛ばさずに読むことができるように思う。それでもわかったようなよくわからないところもある。
立ち止まって考える
立ち止まったところを一緒に考えている。その一緒に考えるところがまた面白い。自分がさらっと読んでしまったところに、誰かがそこはどうなんだろう?と声をあげてくれ、はっとして、やっぱりわかってないと思うこともある。そしてまた考える。
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