賑々しく終わった10/11のボランティアフェスタ
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| ( つくば市民活動のひろば より) |
読書会で皆で話したこと・・テキストは読まなかったが。
次回の読書会は、
11月29日(土)午後1時半から午後4時
場所: コリドイオ 社会貢献活動支援室
テキスト:「上野千鶴子がもっと文学を社会学する」p234~
毎月一回、土曜日の午後、上野さんの本を皆で一緒に読み、深掘りや意見交換などをする「上野千鶴子を読む会」について、気まぐれ気味に少しご紹介します。
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| ( つくば市民活動のひろば より) |
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| ハロウィンの季節でもあり楽しめる雰囲気を |
https://www.gender.go.jp/research/pdf/joseikatsuyaku_kadai.pdf
女性活躍・男女共同参画の現状と課題
https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/32/isikityousa.pdf
つくば市男女共同参画市民意識調査(2023)
これまで国レベルでは、女性差別撤廃条約、男女雇用機会均等法、男女共同参画基本法とまだまだ課題はあってもある程度の法律や制度が整備されてきたことと現状とのギャップなどをデータを使って示すのはどうか?
また、身近な地域おいても男女共同参画条例の制定までのすんなりといったわけではないエピソードや厳しい歩み、基本計画、意識調査などを踏まえて、何がどう変わってきたのか、変わっていないのかなどを炙り出せればと考えた。しかしデータを読み解くのは難しい。
1団体2枚のパネルという中で、最終的には、なんとか決まった。
一つのパネルには、読書会の紹介として、読書を通してメンバーがそれぞれ大切にしている言葉を一つずつ選び、印刷ではなく文字として書くことと、もう1枚のパネルには、主に内閣府等の調査報告などからいくつか気になるデータを選び示すこと。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/32/isikityousa.pdf
つくば市男女共同参画市民意識調査(2023)
儒教圏の韓国・中国・日本の比較というよりも、実際には「ソウル」「上海」「東京」での比較調査だったようだが、とても興味深い内容で是非、本書を読みたくなった。
韓国「老処女」、中国「余女〜少し前までは大齢女性」。台湾では「敗犬女王」。漢字は色々、意味を想像させ深い。
日本は中国からきた「儒教」をタテマエとホンネで平然と使い分けてきたことが過去の記録などでも分かっているという。そして今にも続く。
書の中のデータが示す「要求力も拒否力も低かった東京負け犬」が見えるようだ。
『ケアの社会学』のような大作も皆で挑みました。”当事者主権の福祉社会へ”というテーマで書かれ、それまでの上野先生の集大成のような本ででした。本の厚さにも少しためらいながら読み、その中で突きつけられた課題から関心が足元にも及び、関連のある施設見学にも伺いました。https://news.yahoo.co.jp/articles/b6389fd197366df451a78f39fe0ba1052f7a5b69
これまで読んできた「フェミニズムがひらいた道」を先月(2024/1月)に終え、まだ決まっていない次の本を決めることになっていた。何冊かを検討しながら”次のテキストは?’’から今日の社会の課題などへと話はどんどん発展した。
・別姓の家族を理解できない学校や苗字が違う家族を理解できない先生たちや役場の人たちもまだまだいること。多様性を求める社会は、絵に描いた餅のまま!根深い不理解。
・地域によっては「進学校に行かせたくない親がマジョリティ」の話。これまでもあった長男等に家業等を継がせるためや単に親の近くの地元に残るように勉学に興味と意欲を持っていても進学校に行かせたくない親。教育虐待の対極にあるようで実は同根かもしれない・・・
・教育を制限することは、こどもたちを次世代を地域に残す戦略なのか?そのことで、地方から都市への人口の流出や人口の集中はないというのか?
色々、皆で考させられた。
・格差は却って広がる社会となって「親ガチャ」などと称される社会に向かっているのだろうか?
*参考(男女共同参画条例・ジェンダー平等条例の各自治体状況)http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/147_gender.htm