<おんな>の思想 私たちは、あなたを忘れない(2) (P41〜67 )
共振する魂の文学へ
石牟礼道子「苦海浄土ーわが水俣病」
| 2013/6月発行 |
今日から<おんな>の思想を読む。コリドイオ小会議室1。6人参加。この部屋のエアコンは壊れているのかすごい音がする。。。
| 2016/6月発行 |
![]() |
きっと前々回の読書会で「ネオリベラリズム、リベラリズム、フェミニズム」がちょっと話題になって少し調べてモヤモヤしたからだろう。
でもこの言葉をしっかり理解していなくても私は、「”子育て・家事を一番とする良き妻・母”と”一人の人として生きていきたい(=いい仕事をして自立して生きていく?)”という思いを両立するのが素晴らしい女性だ」という考え方は、ずっと違和感を感じてきた。
それを望むスーパーウーマンを描くのが嫌いだ。自分にはどちらもできないと思う。この違和感はずっと自分の中にある。バランスを考えながら上手に生きることを最善としない自分がいる。できないのかな。どうしてか嫌い。そうじゃなくてもいいと言えないのか?
そして出会ってきた多くの子育て支援を一生懸命している人たちに共通するあの感じが実は苦手だ。したり顔で「子供ともっといてあげたらいいのに。子どもは今だけなのよ。」という呪いのような言葉。どうしても好きになれない。
シェリルサンドバーグの「Lean In」ってこんなことだったんだ。どこかですごいと思い込んでいた。しかし今回、彼女のTED出演を見てとてもがっかりした。そうだったんだ。と。
それでも読書会に出ると私にとっては、そこでしか聞くことのできない話があり、いろいろ刺激を受け考えさせられ気がつくと元気になっているように思う。”ああ〜このままなんていけない。なんとかしないとまずい!”という思いが湧き出す。
*テキストにも出てくる平山亮氏による統計情報 ↓
https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/9th/pdf/2.pdf
![]() |
| ( つくば市民活動のひろば より) |
![]() |
| ハロウィンの季節でもあり楽しめる雰囲気を |
https://www.gender.go.jp/research/pdf/joseikatsuyaku_kadai.pdf
女性活躍・男女共同参画の現状と課題
https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/32/isikityousa.pdf
つくば市男女共同参画市民意識調査(2023)
これまで国レベルでは、女性差別撤廃条約、男女雇用機会均等法、男女共同参画基本法とまだまだ課題はあってもある程度の法律や制度が整備されてきたことと現状とのギャップなどをデータを使って示すのはどうか?
また、身近な地域おいても男女共同参画条例の制定までのすんなりといったわけではないエピソードや厳しい歩み、基本計画、意識調査などを踏まえて、何がどう変わってきたのか、変わっていないのかなどを炙り出せればと考えた。しかしデータを読み解くのは難しい。
1団体2枚のパネルという中で、最終的には、なんとか決まった。
一つのパネルには、読書会の紹介として、読書を通してメンバーがそれぞれ大切にしている言葉を一つずつ選び、印刷ではなく文字として書くことと、もう1枚のパネルには、主に内閣府等の調査報告などからいくつか気になるデータを選び示すこと。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/32/isikityousa.pdf
つくば市男女共同参画市民意識調査(2023)
儒教圏の韓国・中国・日本の比較というよりも、実際には「ソウル」「上海」「東京」での比較調査だったようだが、とても興味深い内容で是非、本書を読みたくなった。
韓国「老処女」、中国「余女〜少し前までは大齢女性」。台湾では「敗犬女王」。漢字は色々、意味を想像させ深い。
日本は中国からきた「儒教」をタテマエとホンネで平然と使い分けてきたことが過去の記録などでも分かっているという。そして今にも続く。
書の中のデータが示す「要求力も拒否力も低かった東京負け犬」が見えるようだ。
『ケアの社会学』のような大作も皆で挑みました。”当事者主権の福祉社会へ”というテーマで書かれ、それまでの上野先生の集大成のような本ででした。本の厚さにも少しためらいながら読み、その中で突きつけられた課題から関心が足元にも及び、関連のある施設見学にも伺いました。https://news.yahoo.co.jp/articles/b6389fd197366df451a78f39fe0ba1052f7a5b69
これまで読んできた「フェミニズムがひらいた道」を先月(2024/1月)に終え、まだ決まっていない次の本を決めることになっていた。何冊かを検討しながら”次のテキストは?’’から今日の社会の課題などへと話はどんどん発展した。
・別姓の家族を理解できない学校や苗字が違う家族を理解できない先生たちや役場の人たちもまだまだいること。多様性を求める社会は、絵に描いた餅のまま!根深い不理解。
・地域によっては「進学校に行かせたくない親がマジョリティ」の話。これまでもあった長男等に家業等を継がせるためや単に親の近くの地元に残るように勉学に興味と意欲を持っていても進学校に行かせたくない親。教育虐待の対極にあるようで実は同根かもしれない・・・
・教育を制限することは、こどもたちを次世代を地域に残す戦略なのか?そのことで、地方から都市への人口の流出や人口の集中はないというのか?
色々、皆で考させられた。
・格差は却って広がる社会となって「親ガチャ」などと称される社会に向かっているのだろうか?
*参考(男女共同参画条例・ジェンダー平等条例の各自治体状況)http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/147_gender.htm
2012年に始まった月一回開催のこの読書会も細々と続いていて、気がつくと10年目に入っていた。「継続は力なり」という言葉が頭の上の方で聞こえてくるような気がすることがある。
今年の1月にコロナ禍でオンライン開催になったが、この地で再び、上野千鶴子氏の講演会があった。元々、2012年の上野さんの講演会をきっかけに,この読書会は始まったので感慨深い。
そして今回の講演会後もこの読書会に新たに加わったメンバーもいて、すごく嬉しかった。この会が続いていてよかった!と思う。
「家父長制と資本制」を読み始めすでに1年キリのいいところまで順番に音読し、読み終えたところを皆で考察する(と言うと少し大袈裟だろうか?)というような進め方で読んでいる。さらっと読める本ではなく、よく立ち止まりながら、みんなと一緒だから私は諦めずに読み飛ばさずに読むことができるように思う。それでもわかったようなよくわからないところもある。
立ち止まったところを一緒に考えている。その一緒に考えるところがまた面白い。自分がさらっと読んでしまったところに、誰かがそこはどうなんだろう?と声をあげてくれ、はっとして、やっぱりわかってないと思うこともある。そしてまた考える。
”そもそも日本といえば、子供の頃「カードキャプターさくら」が好きで日本に興味を持ってから日本語も”という話もとても新鮮な驚きだった。
2012年春、この街で開かれた上野千鶴子氏の講演会。その会場で配布された「読書会へのお誘い」がきっかけとなり、この会は始まりました。以来、月に一度の集まりを続け、今年(2025年)で13年目を迎えます。
立ち上げ当初に「上野千鶴子を読む会」と考えていました。2012年の講演会でそのことを上野先生にお伝えしたところ、「そんなこと、大丈夫よ」と笑顔で応えてくださったのがとても心強く感じました。
毎月土曜日の午後2時間ほど、前月の読書会で読むパートを決め、参加者が順番にテキストを読み、解釈や感想を自由に持ち寄るスタイルで始まりました。特定の指導者はおらず、誰かが疑問を投げかけると、それをきっかけに対話が広がり、自然に新しい気づきが生まれていきます。ときには社会問題や日常の課題に話題が及び、世代や背景の異なる参加者どうしの交流から新しい視点が得られるのも魅力です。
この読書会がしばらく試行錯誤の後、参加者が順番に声に出して本を読むという方法を取るようになり今に続いています。音読で読むと不思議なほど言葉の意味が心に沁みてくる体験を重ね、事前に本が読めなくても気軽に参加することができることも知りました。特に「先生」がいないからこそ、誰もが気兼ねなく自分の言葉で自由に語れるのかもしれません。そして同時にどなたかが丁寧に読み込み深掘りしてくれることも多く、それにより読書の厚みも増しています。
こうして公共施設を主な会場にして、毎月の読書と対話を積み重ねてきました。この”本を皆で読む”というシンプルなスタイルで続けてきた読書会が、その後も月一回の土曜日、二時間ほど、参加者で交代しながら主に上野千鶴子の本を読み続けています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜